【WordPress】使わないブロックエディタのブロックを非表示にする【Gutenberg】

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現在WordPressに標準で搭載されている、ブロックエディタ(Gutenberg)ですが、従来のクラシックエディタに慣れている人には使いにくいと、不評のようです。

私はほぼブロックエディタしか使ったことがないのですが、それでもブロックが多すぎてどこに目的のブロックがあるか迷います。

そこでブロックエディタ(Gutenberg)の、使わないブロックを非表示にする方法を見つけたので、記事にまとめました。

PHP(function.php)やプラグインを使わずに、簡単に非表示にできる方法です。

ブロックエディタ自体を非表示にしたい場合はこちら

画像はWordPressバージョン5.3のものです。

WordPressのバージョンによっては、表示のされ方が違う可能性があります。

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ブロックを非表示にする方法

記事や固定ページの作成ページを開き、ブロックエディタが使える状態にします。

新規ページでも過去のページを編集でも、どちらでも大丈夫です。

間違えて記事を編集して保存してしまう可能性があるので、新規ページの方が安全です。

右上の縦に点が三つ並んでいる場所をクリックすると、メニューが出てきます。

クリックすると表示されるメニュー内の「ブロックマネージャー」をクリックしてください。

「ブロックマネージャー」をクリックすると、チェックボックスが付いたブロック一覧が表示されます。

ここでチェックを外したブロックは、ブロックエディタで非表示になります。

「一般ブロック」や「フォーマット」などの、カテゴリのチェックを外せばカテゴリごと非表示にできます

非表示にしたブロックがある場合はブロックマネージャーの一覧で「○個のブロックが無効になっています。」と表示されるので、非表示にしているブロックがある場合はすぐに分かります。

非表示にしたブロックを再度表示させる

外したチェックにもう一度チェックを入れると、再表示することができます。

気軽に表示・非表示を切り替えれるので、使用頻度の低いものはチェックを外すとブロックエディタがスッキリします。

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変更した内容はブラウザのCookieに保存される

ブロックマネージャーで変更した内容は、ブラウザのCookieに保存されているようです。

なので、Cookieの削除を行うと初期設定に戻ります(初期設定:全てのブロックが表示されている状態)

おこなうと設定が消える

  • Cookieを削除する

Cookieの削除を行ったあとは、再設定が必要になります。

おこなっても設定が消えない

  • ブラウザを閉じる
  • キャッシュの削除
  • WordPressからログアウト

これらは行っても、ブロックマネージャーの設定は消えません。

ただし、ブラウザのCookieの設定が「ブラウザを終了するときにCookieを削除する」になっている場合、「ブラウザを終了するときにブロックマネージャーの変更内容を削除する」ことになります。

ブロックマネージャーでブロックの表示・非表示の管理をしたい場合は、ブラウザのCookieの設定を確認しましょう

設定した内容が反映されない

  • ブラウザを変える
  • パソコンを変える

違うパソコンやブラウザを使用すると、変更した内容がCookieに記憶されていないので、初期設定(すべてのブロックが表示されている状態)になっています。

複数のパソコン・ブラウザや、複数人で管理していて同じ設定を使いたい場合は、ブロックマネージャーでの設定は向きません。

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ブロックエディタ自体を無効にしたい(使わない)場合

ブロックごとに非表示にするのではなく、ブロックエディタ自体を無効したい場合(クラシックエディタを使いたい場合)、下記の2点の方法があります。

  • プラグイン「Classic Editor」を利用する

または

  • functions.phpにPHPを追加する

プラグイン「Classic Editor」を利用すると、ブロックエディタを無効にできます。

プラグインを入れたくない場合はfunctions.phpへPHPを追加することで、ブロックエディタを無効にすることもできます。

参考 【備忘録】WordPressのGutenberg(ブロックエディタ)を使用しない方法 | WEBの技

WordPressテーマ「Cocoon」の場合は、Cocoon設定エディタータブ内→Gutenbergエディターを有効にするチェックを外すと、クラシックエディタへ戻せます。

プラグインの追加や、functions.phpへPHPの追加は不要です。

【おまけ】他にもあるブロックエディタの便利なツール

ブロックマネージャーが入っている「ツール」項目に、他にも便利なツールがあったので、簡単に紹介します。

再利用ブロックを管理できる「すべての再利用ブロックを管理」

「再利用ブロックに追加」から追加したブロックを管理できる「すべての再利用ブロックを管理」項目。

今までは作った再利用ブロックを管理する非公開ページを作っていたのですが、このツールを使えばブロックエディタが使えるページならどこでも再利用ブロックの管理・編集ができます。

わざわざ管理用ページを作る必要なかったんですね…。

ショートカットキーの一覧表「キーボードショートカット」

「キーボードショートカット」項目では、WordPressの執筆画面で使えるショートカット一覧が表示できます。

ちなみにShiftAltHでショートカット一覧を表示させることができますです。

画像はWindowsのものですが、MacからはMacに対応したキーが表示されるようです。

すべてのコンテンツをコピー「すべてのコンテンツをコピー」

「すべてのコンテンツをコピー」の項目をクリックすると、記事内の内容をすべてコピーします。

記事ごと丸々コピペができるので、記事の複製をしたいときに便利です。

複製できるのは本文だけで、タイトルやカテゴリーなどのページの設定はコピーされません。

ただし、コピーした内容は「コードエディター」の内容でコピーされるので、ペーストする時は「コードエディター」へペーストしてください。

2020/06追記

WordPress5.4.1では、直接ビジュアルエディタへペーストしても内容が反映されるようになっています。

ペーストするのはビジュアルエディタかコードエディタ、どちらでもOKです。

まとめ

ブロックマネージャーを使えば簡単に表示設定が変えれますが、何かの拍子にまた表示されてることがあります。

絶対に再表示させたくない場合は、プラグインやfunctions.phpで変更した方が確実です。

使用頻度が低いけどごく稀に使うブロックなどは、ブロックマネージャーを使って一時的に非表示にすると便利だと思います。

WordPressは出来ることが多すぎて、全然機能が把握できない!ゲームのチュートリアルみたいなのを導入して欲しい…!

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